ネットワーク備忘録

アラフォーエンジニアのネットワーク系の備忘録。twitter:@deigo25374582

Bind検証_master/slave構築

過去にbindでのDNSサーバを構築したことはあったけど、そう頻度が高いわけでもなく、最後に触ったのが5年近く前だったので、「named.confを見れば何とかおぼろげながら思い出せるか」というレベル。

 

とはいえ、直近で触ることになりそうなので、簡単な動作検証ができるよう準備

 

    f:id:klock_3rd:20160710134747p:plain

上図のDNS1/DNS2を所謂「コンテンツサーバ」、DNS3を「フルサービスリゾルバ」として設定し、まずはDNS1/DNS2でmaster/slaveの関係にする。

 

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KVMゲストOS メモ

前回に続いて備忘代わり

 

KVMのゲストを別KVMサーバへ移行する時等は、イメージファイルと、XMLファイルを対象のサーバに移動させて「virsh define」実行すればいいので割りとお手軽

そんなわけで、ゲストOSをアドレスだけ変えて、別環境にコピーを作る・・・という使い方も出来なくはない。 ただし、コピーの作り先がオリジナルと同じセグメントだと、これは忘れがちになりそうなのでメモ

 

コピー元のKVMゲスト(Guest1)のIP:192.168.1.101/24

コピー先のKVMゲスト(Guest2)のIP:192.168.1.102/24

 

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KVMインストール

ここ数年はサーバはNWの検証(LBのWebサーバのヘルスチェック等)程度でしか触ってなかったのでESXiで特に不満は感じなかったものの、折角なので今更感はあるもののKVMをやってみることにした。

 インストール時の設定を備忘として以下に記載。

前提として、BIOSでCPUの仮想化機構機能を有効にしている
そして、SElinuxはDisable(これも後々ちゃんとやらないとなぁ)

 

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MP-BGP

キャリアのIP-VPNサービスを使う際に、使用可能なルーティングプロトコルでBGPをよく聞くので、これを機会にちょっと確認

 

構成は下図

f:id:klock_3rd:20160406225954p:plain

ここでR1、R6が拠点側のルータ・・・要は、サービス申込者が用意するCEルータ
R2、R3、R4、R5はキャリアのIP-VPN網と想定

 

全部のConfigを乗っけたら結構な量になるので、R1、R2、R5の必要な点だけメモ
因みに、R3、R4はIF上でMPLSを有効にして、OSPFでR2~R5間の経路を広告するだけの設定

 

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BGP for IPv6

前回がBGPだったので、このタイミングでIPv6もやってみた。

構成はR1→AS1、R2→AS2、R3→AS3、R4→AS4

 

f:id:klock_3rd:20160403014122p:plain

 

R1のConfig(BGP部分のみ)

router bgp 1
no synchronization
bgp router-id 1.1.1.1
bgp log-neighbor-changes
neighbor 2000::FFFF remote-as 2
no neighbor 2000::FFFF activate  ・・・①
no auto-summary
!
address-family ipv6
neighbor 2000::FFFF activate ・・・②
neighbor 2000::FFFF soft-reconfiguration inbound
network 2004::/64
exit-address-family

 
BGPでは、ルータコンフィグレーションモードでのネイバー指定は、
IPv6アドレスで設定したとしても基本的にIPv4のルート情報を通知するために用いる模様。 なので、②address-familyモードでネイバーをactivateする必要があるっぽい。

 

show ipv6 routeでの結果

R1#sho ipv6 route
B 2003::/64 [20/0]
via FE80::2, FastEthernet0/0

 

#FE80::2はR2のリンクローカルアドレス

 

BGPはIPv4のみで、経験もそこまで多くなかったから色々ちょっと調べておこう。

 

とりあえずおわり