ネットワーク備忘録

アラフォーエンジニアのネットワーク系の備忘録。twitter:@deigo25374582

cisco

IPsecトンネル間でのダイナミックルーティング(IPsec VTI)

IPsecトンネル間はユニキャスト通信しか通さないためダイナミックルーティングを使う場合は、GRE over IPsecでGREトンネルを必ず使うと思ってたけどそれ以外の方法でも出来ると知ったのでメモ 構成は上記ケースで検証(1812J) まずは、GRE over IPsecの場合…

Catalyst QoS(cos)

備忘 PC1-----(fa0/24)3550(fa0/23)-----PC2 上記、構成で3550のPC1&2を収容しているポートのConfigは以下の状態 interface FastEthernet0/23 switchport trunk encapsulation dot1q switchport mode trunkend interface FastEthernet0/24 switchport trunk …

ECMPでの負荷分散(CEF)

CEFの整理 上記構成で、ループバックIF&Faの全てでOSPFを有効にすると、対向先のループバックIFへの経路はOSPFによるECMPとなる。R1→loop0(1.1.1.1/32),loop1(1.1.1.2/32) R2→loop0(2.2.2.1/32),loop1(2.2.2.2/32) <R1のルーティングテーブル> R1#sho ip …

Proxy ARP

たまに、他のベンダが構築したCiscoをみると、Proxy ARPが有効なままの機器があったりするけど、個人的にはあんまりProxy ARPは使いたくない。 以下で確認 上記構成で検証 PCのIPが 「/24のネットマスク & デフォルトGW未設定」R1のPC側IF()が「10.1.1.127/…

EIGRPのスプリットホライズン

OSPFと比べ、EIGRPは仕事で触る事が少ないのでメモ EIGRPはsplit horizonに注意 EIGRPはRIP同様ディスタンスベクタ型プロトコルなのでMBMAネットワークでは、スプリットホライズンに注意 上記構成にてハブ接続セグメントを192.168.1.0/24とし、それぞれ下記I…

EIGRPの確認

EIGRPでちょっと気になったので確認 EIGRPはASが異なれば、ネイバーを張れないので経路交換はできないはず。ただ、EIGRPの境界となるルータのIFが二つASに属する場合はどうなるのか気になったので検証。 上記構成で、R2のルータでR1向き側のIFをAS2側のEIGRP…

MSSの設定

割と忘れがちなので、メモ 【ip tcp adjust-mss】TCP通信は最初に3wayハンドシェイクでコネクションを確立する。その3wayハンドシェイク時にデータ長(MSS)のやり取りも行う。 PCは一般的にMTU 1500byteだから、3wayハンドシェイク時にはMSSを1460byteとし…

LACP

LACPで対向機器と接続する際、ネゴシエーション時はSwitchのシステムIDを使用する。 普段利用だと余り意識する必要はないけど、対向先CiscoのStack構成を組んだ機器とLACP組む際はStack側の設定に注意。

LISP検証

仕事で使うかもしれないので簡易検証 構成 [RT-B]-------(10.0.1.0/30)-------[RT-A]-------(10.0.2.0/30)-------[RT-C] .2 .1 .1 .2 # 構成図のPPTを作るのを忘れたので、上で代用 上記の構成でのconfig [RT-A]-------------------------------------------…

OSPF SPF Delay

上記でRT1、RT2、RT3でOSPFを構成。(各ルータのHello-intervalは1秒に設定) この状態でRT3からRT1へPingを打ちながらRT1〜RT2のリンクを抜線 192.168.1.1→RT上のLoop0 RT3#ping 192.168.1.1 repeat 10000 timeout 1 Success rate is 99 percent (9992/10000)…

MTU長不一致でOSPFのネイバーが張れない

他システムと接続する際にOSPFを使う事はあんまりないので、他システム担当者と会話する際に意識していないと忘れてしまうのでメモ 以下で検証(左、RA 右,RB) まずは、普通にOSPFで隣接関係を構築 RA#sho ip ospf neighbor Neighbor ID Pri State Dead Tim…

ACL編集

最近知ってビックリしたこと。 名前付きACLなら、ACEの編集はできたのは知ってたけど、番号のACLはACEの編集はできなかった記憶があった Router(config)#access-list 1 permit any Router(config)#Router(config)#access-list 1 deny anyRouter(config)#Rout…

BFD(双方向フォワーディング)

以前、ネットワーク設計でこの機能を使いそうになるものの結局は使わずじまいになってしまい、最近まで忘れていたので整理。 BGPとか動いている現場だと、割と使われているっぽいんで備忘も兼ねて・・・ BFDは簡単に言うと、「障害検知に特化したプロトコル…

ACL編集

自分は割と当たり前だと思ってたけど、一緒に働いていて知らなかった人もいたのでメモ代わり ACLは特に要件なければ名前付きIP アクセスリストが無難な気がします。 理由はACLの編集が出来るから。 例えば、10.1.1.1から192.168.1.1〜192.168.1.3への通信を…

NAT

今更ながらNATの整理 ↑の環境で,NATのパターンは大まかに3つ PC1→PC2でのNAT、PC2→PC1でのNAT、PC1→PC2での双方向NAT PC1→PC2でのNATConfigは ip nat inside source static 192.168.11.2 192.168.20.200PC1での送信パケットは 送信元:192.168.11.2 宛先:1…

CISCOのPIM-SM備忘

自身がマルチキャストを仕事で経験していなかったため、概念的なものは大まかに理解しているるものの、仕組みが今ひとつピンとこなかったため、この休みはちょっとマルチキャストの勉強をしてました。 PIM-DMはとっつきやすかったんですが、PIM-SMはまだ全然…