ネットワーク備忘録

アラフォーエンジニアのネットワーク系の備忘録。twitter:@deigo25374582

2015-01-01から1年間の記事一覧

IPsecトンネル間でのダイナミックルーティング(IPsec VTI)

IPsecトンネル間はユニキャスト通信しか通さないためダイナミックルーティングを使う場合は、GRE over IPsecでGREトンネルを必ず使うと思ってたけどそれ以外の方法でも出来ると知ったのでメモ 構成は上記ケースで検証(1812J) まずは、GRE over IPsecの場合…

Catalyst QoS(cos)

備忘 PC1-----(fa0/24)3550(fa0/23)-----PC2 上記、構成で3550のPC1&2を収容しているポートのConfigは以下の状態 interface FastEthernet0/23 switchport trunk encapsulation dot1q switchport mode trunkend interface FastEthernet0/24 switchport trunk …

ECMPでの負荷分散(CEF)

CEFの整理 上記構成で、ループバックIF&Faの全てでOSPFを有効にすると、対向先のループバックIFへの経路はOSPFによるECMPとなる。R1→loop0(1.1.1.1/32),loop1(1.1.1.2/32) R2→loop0(2.2.2.1/32),loop1(2.2.2.2/32) <R1のルーティングテーブル> R1#sho ip …

Proxy ARP

たまに、他のベンダが構築したCiscoをみると、Proxy ARPが有効なままの機器があったりするけど、個人的にはあんまりProxy ARPは使いたくない。 以下で確認 上記構成で検証 PCのIPが 「/24のネットマスク & デフォルトGW未設定」R1のPC側IF()が「10.1.1.127/…

EIGRPのスプリットホライズン

OSPFと比べ、EIGRPは仕事で触る事が少ないのでメモ EIGRPはsplit horizonに注意 EIGRPはRIP同様ディスタンスベクタ型プロトコルなのでMBMAネットワークでは、スプリットホライズンに注意 上記構成にてハブ接続セグメントを192.168.1.0/24とし、それぞれ下記I…

EIGRPの確認

EIGRPでちょっと気になったので確認 EIGRPはASが異なれば、ネイバーを張れないので経路交換はできないはず。ただ、EIGRPの境界となるルータのIFが二つASに属する場合はどうなるのか気になったので検証。 上記構成で、R2のルータでR1向き側のIFをAS2側のEIGRP…

MSSの設定

割と忘れがちなので、メモ 【ip tcp adjust-mss】TCP通信は最初に3wayハンドシェイクでコネクションを確立する。その3wayハンドシェイク時にデータ長(MSS)のやり取りも行う。 PCは一般的にMTU 1500byteだから、3wayハンドシェイク時にはMSSを1460byteとし…

LACP

LACPで対向機器と接続する際、ネゴシエーション時はSwitchのシステムIDを使用する。 普段利用だと余り意識する必要はないけど、対向先CiscoのStack構成を組んだ機器とLACP組む際はStack側の設定に注意。