CISCOのPIM-SM備忘
自身がマルチキャストを仕事で経験していなかったため、概念的なものは大まかに理解しているるものの、仕組みが今ひとつピンとこなかったため、この休みはちょっとマルチキャストの勉強をしてました。
PIM-DMはとっつきやすかったんですが、PIM-SMはまだ全然理解できてないんでちょっとメモ
後で、復習する際の構成メモ代わりも兼ねて
<構成>
(各ルータにてOSPFを動かして、送信元と受信元の経路は各ルータで知っている状態。)
PIM-DMではRPFチェックにユニキャストのルーティングテーブルを使いディストリビューションツリーを作るのでいいんですが、PIM-SMの場合はディストリビューションツリーが下記の場合で異なる。
とりあえず、現状は↑の理解もあっているかどうかも怪しいレベルなので、混乱を招くおそれもあるから要点だけ記載。
- 各ルータは「ip multicast-routing」&各IFに「ip pim sparse-mode」
(PIM-SMの設定) - 各ルータに「ip pim autorp listener」の設定(PIM-SMの場合RPがどれか知らないとマルチキャストルーティングができない)
- RP候補のルータには「ip pim send-rp-announce interface scope ttl 」
- MAのルータには「ip pim send-rp-discovery scope ttl interval sec」
- ラストホップルータに「ip pim spt-threshold infinity」
スイッチオーバーをさせたくなかったので、SPTの閾値はinfinityに。
マルチキャストレシーバとルータの間にL2SWを突っ込んでIGMPもやりたかったけど、今回は時間的な都合もあり、動作が確認できる程度で終了。 次回はマルチキャストの確認コマンドやmtrace等も実際に打ってみたりしたいな~